気力が限界になる ―31歳― [ひきこもり]
前回の漫画の続きでアニメ「レディジョージィ」について書きたいのですが、その前に少し関連もあるので、ひきこもりの続きを書いておきます。
孤独を癒すため(自立のためも)、仕事以外にも活動を広げようとしました。
「点字ボランティアの養成講座」というものに参加しました。点字を覚えて紙に打つのですが、こつこつ地味な仕事は嫌いでないし(むしろぴったり)、少しでも心に引っかかってくるものは何でもやってみようと思ったのです。
母との関係 その2 ―30歳― [ひきこもり]
話が少し戻りますが、話せるようになったのは、前の仕事を辞めて20日間ほどひきこもったことも良かったように思います。
生きる土台 (扉が開く) ―30歳― [ひきこもり]
少し間があきましたが、また"ひきこもり"の続きです。
職業訓練で自分の言葉で初めて話せました。講座が終わってからも、休みの日に皆で遊びに行ったりして、少し付き合いもありました。
その内の一人とは、今まで聞いたことがない話や意見を言ってもらったりして、ガチガチに固まった自分がほぐれていくようでした。
「自分の言葉」で話す ―30歳― [ひきこもり]
もう少し休みたい気持ちもありましたが、話せるかもしれない自分を試したい気持ちと、やっぱりこのまま取り残される不安から、また仕事に行くようになりました。
「感情」で動くこと その2 ―30歳― [ひきこもり]
自分の意識が少し変わる出来事がありました。阪神大震災です。
自分は被災したわけではありません。でも同じ県内で、かつて経験したことがない揺れでした。
初めて「死」というものを意識しました。
自分だって明日にも命を失うかもしれないのだ。地震でなくても不慮の事故とか、そんなことに遭わない保証なんてどこにもないということを。
「感情」で動くこと ―30歳― [ひきこもり]
食べることと寝ること(考えることも)だけに、飽きてきたのです。何もしないで過ごすというのも、実際にはしんどいものでした。(テレビも漫画も見る気になれませんでした)
ひきこもる毎日 ―30歳― [ひきこもり]
年末に仕事を辞めて、その後、本当にひきこもりになりました。動けなかったのです。
「慢性疲労症候群」という言葉が浮かんできました。そういうものじゃないかと自分で勝手に名付けていました。(実際には違うもので、本当にそういう病気があるようです)
今まで無気力とかしんどいとか思っても、頭痛や胃痛、食欲不振、不眠など実際に身体にくることは不思議となかったのですが、起き上がれないぐらい、身体がだるいようなしんどさでした。
開きかけた扉 その2 ―29歳― [ひきこもり]
ひきこもりの続きを書きます。
生まれて初めて、自分が話すことを聞いてもらって、人とつながることがわかった感じでした。わずか30分ぐらいのことです。
他にも別の人に「努力しなきゃ」と言われた時、「努力してる」と一言だけですが、初めて反論したのです。もう会社を辞めるからどう思われてもよかったのですが、全然どうってことない気持ちでした。
"自分"を出すってこういうことじゃないか?単語でもいい、"普通"にとらわれすぎていたことに初めて気づいたかもしれません。
人とつながる (「心がふれる」こと その2) ―29歳― [ひきこもり]
抜け殻のようになり、仕事自体できなくなりました。声が出せなくなったのです。
年末で辞めると上司に言った、少し前頃、自分が変わるきっかけになる、大きな出来事がありました。(他人にとっては何でもないことかもしれませんが)
抜け殻になる ―29歳― [ひきこもり]
前のひきこもりの記事から少し間があいてしまいました。
この頃のことは、自分の気持ちがうまく書けません。
孤独にうずくまって、動けなくなりました。
仕事でも声が出なくなりつつありました。
「その日」は突然やってきました。好きな人が結婚するということでした。
このことで、一気に自分が崩れたのでした。