「感情」で動くこと ―30歳― [ひきこもり]
実質的な(?)ひきこもりは20日くらいで終わりました。
食べることと寝ること(考えることも)だけに、飽きてきたのです。何もしないで過ごすというのも、実際にはしんどいものでした。(テレビも漫画も見る気になれませんでした)
食べることと寝ること(考えることも)だけに、飽きてきたのです。何もしないで過ごすというのも、実際にはしんどいものでした。(テレビも漫画も見る気になれませんでした)
"何か"したくなりました。
職安(ハローワーク)に行くことを思い出しました。そういえば失業保険というものがもらえるのだと。
自分の人生は終わったと思っていました。自分には何もないとも。
だったら行かなくてもいいのです。でも「お金が欲しい」という"感情"は自分の中にありました。
どん底でもそんな感情は残っているんだと思いました。
「行かなければいけない」という強迫観念でなく「お金が欲しい」という"感情"を意識して動いてみよう、という気持ちになりました。
職安へ行ったのは、ほとんど初めてだと思います。
案内板もあったし、素のままで元気なさそうに聞いても、ちゃんと通じて、簡単に手続き出来たように思います。
"認定日"とかいろいろな説明があった時も、話が理解できたことに自分で驚いてしまいました。(他人にとっては普通のことですが)
「出来たじゃない」(それも大した努力もなしに)と、うれしいような自分をほめたい気持ちでした。
(このことが少しだけ仕事をすることにもつながっていきました)
その頃です。また自分の意識が変わるきっかけになる出来事(社会的にも)がありました。
阪神大震災です。
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