「育てられない母親たち」 石井光太 著 [本(新書/心理・教育)]
前回、久しぶりに、心に関することを書いたのですが、また少し重い本です。
「育てられない母親たち」 石井光太 祥伝社新書
借りる予定ではなかったのだが、図書館で普段見ないコーナーで目に付いたので借りてみました。
以前、検索でタイトルを覚えていたのです。
「育てられない母親たち」 石井光太 祥伝社新書
借りる予定ではなかったのだが、図書館で普段見ないコーナーで目に付いたので借りてみました。
以前、検索でタイトルを覚えていたのです。
タイトルから、母親に対しての悪いイメージを想像していたのだが、そうでないことを思い出した。自分も生育環境に少し問題がある家庭だったが、いくらか普通に生きられるようになって、そうできなかった自分や親のことを忘れかけていた。
親自体が親に育てられていないので、わからないのだ。自分の母も同じ事を言っていた。
でも、外では常識的すぎる普通の態度をとるのに、自分の子どもには、不適切な、普通でない、傷つけることを言うのか、子どもの自分にはわからなかった。
自分がそうされてきたので、傷つけているという意識自体ないのだ。(あっても正当化している)
そういうことだけではなくても、複雑すぎる要因や問題があることを思い知らされた。
そういう子どもが、また親になって、子どもを育てられない。(全てではないが)
虐待や問題は連鎖していく。
児童養護施設と特別養子縁組での、子どもに及ぼす影響の違いが、結構大きいことがわかって、勉強になりました。
読んでよかったです。
つらい子どもたちの現実を、多くの人に知ってほしいです。
親自体が親に育てられていないので、わからないのだ。自分の母も同じ事を言っていた。
でも、外では常識的すぎる普通の態度をとるのに、自分の子どもには、不適切な、普通でない、傷つけることを言うのか、子どもの自分にはわからなかった。
自分がそうされてきたので、傷つけているという意識自体ないのだ。(あっても正当化している)
そういうことだけではなくても、複雑すぎる要因や問題があることを思い知らされた。
そういう子どもが、また親になって、子どもを育てられない。(全てではないが)
虐待や問題は連鎖していく。
児童養護施設と特別養子縁組での、子どもに及ぼす影響の違いが、結構大きいことがわかって、勉強になりました。
読んでよかったです。
つらい子どもたちの現実を、多くの人に知ってほしいです。
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