影響を受けた本(小説) [本(小説)]
「影響を受けた本」今回は小説です。
(同じく、読んだ順で)
(同じく、読んだ順で)
影響を受けた小説
16.「アンデルセン童話集」
初めて読んだ本は(絵本は抜きで)漫画より童話でした。(当時の本は出版社もあいまいだが(偕成社?)子ども向けの本にしてはページ数があったように思う。)
「はくちょうのおうじ」(「野の白鳥」)が大好きだった。
16.「アンデルセン童話集」
初めて読んだ本は(絵本は抜きで)漫画より童話でした。(当時の本は出版社もあいまいだが(偕成社?)子ども向けの本にしてはページ数があったように思う。)
「はくちょうのおうじ」(「野の白鳥」)が大好きだった。
17.「オールカラー版 世界の童話」シリーズ
小学低学年頃、買ってもらって、夢中になりました。
持っていたのは7冊だけなのですが、自分の好みに大きな影響を与えた原点の本です。
(タイトルは違うが「美女と野獣」もこの時読んでいたのだと、大人になって知った。)
18.「若草物語」 オルコット
19.「十五少年漂流記」(「二年間の休暇」) ジュール・ベルヌ
小学5年生頃、何度か読んで好きだった思い出の作品。これ以降、本を読んでいないわけではないが(少女漫画にはまってしまった)これよりおもしろい本に出会えなく、ほとんど忘れている。
20.「風と共に去りぬ」 マーガレット・ミッチェル
全5冊が読めて自信がついた(?)
教養的なものばかりでなく、おもしろい小説もあるのだと知った。
これが次の「グイン・サーガ」を手に取ることにもつながった気がしている。
21.「グイン・サーガ」 栗本薫
(物語の前半だけだが)こんなに夢中になった小説は、後にも先にもない。
この本で読書の楽しさを知った。著者の栗本薫さんの著作も何冊か読んだり、その栗本さんが好きなエラリイ・クイーンなどのミステリーやアレクサンドル・デュマの作品も読むようになった。
「グイン・サーガ」に影響を与えた作品で、木原敏江さんなどの漫画を知った。
興味から、読書の幅もどんどん広がっていった。
後にミュージカルも観て、そこから音楽や俳優さんにもつながった。
影響を受けた本としては、一番大きいかもしれない。
22.「永遠の仔」 天童荒太
これほど号泣した小説はない。児童虐待がテーマに入っていて、感想は「(気持ちを)わかってくれる人がいるんだ」という、これだけだったと思うが、当時の自分はどんなに救われたかしれない。
ジャンルとしてはミステリー小説で、こちらも読み応えがあった記憶があるのだが、当時1回きり(?)読んだだけで、一度も読み返すことはしていない。(何だか感動が薄れそうで)
23.「紅はこべ」 バロネス・オルツィ
タイトルは昔から知っていて、気になっていた本をようやく読んだ。
小説を読む楽しみを思い出しました。
少女漫画「マリーベル」のモチーフにもなった歴史物で冒険・恋愛小説。
宝塚やミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」の原作。
原作は心理描写が良くてほんとにおもしろいので、読んでほしいです。
24.「きみの友だち」 重松清
現代物で、初めて心にふれてくる気がした小説。
以後、そういう気持ちになりたい時など、重松清さんの小説を読むようになった。
25.「チューリップ・タッチ」 アン・ファイン
児童虐待をテーマにした話で、すごく印象に残った。
(元々そうだったが)子どもの問題や心理学関係の本にさらに興味を持つようになった。
26.「こころ」 夏目漱石
文学作品に挑戦するきっかけになった。
27.「自負と偏見」 オースティン
上記と同じく、こんなに感情移入できておもしろい小説だとは知らなかった。
200年以上前でも、現代の人間と変わらない感情の、生き生きした登場人物に親近感を持った。他のオースティンの作品や映画に興味を持つきっかけになった。
28.「クローディアの秘密」 E.L.カニグズバーグ
大人が読んでも新鮮でおもしろい児童書があることを知った。
29.「デミアン」 ヘルマン・ヘッセ
人物の思考に考えさせられることが多かった。
自分の内面や生き方に目を向けることを思い出した。
30.「はてしない物語」 ミヒャエル・エンデ
有名作品をこの年になって、ようやく読んだ。
映画「ネバーエンディング・ストーリー」の原作。
児童書なのに(だから?)物語の深さに驚いた。
映画と全然違うので、今の時代に、大人にぜひ読んでほしいです。
他に心に残って入れたい小説
「青い鳥」 重松清
「分別と多感」 オースティン
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