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読書あれこれ [本(小説)]

仕事や現実生活が忙しく(しんどく)なって、本を読む余裕がなくなってきたのですが、読書の秋なので、何か書きたいなと思います。

以前「影響を受けた本」を書きましたが、今回は「思い入れがある本」などを。
(古典が主です)


普段は図書館で本を借りて読みます。
気に入った(手元で読みたい)本だけ、新刊や中古本で買います。

昨年6月から、借りた本を記録しています。
今年の6月まで、1年間借りた(読み終えた)本は53冊でした。

小説13冊  絵本25冊  新書その他7冊  料理関係3冊  花図鑑3冊  雑誌2冊


(今まで)借りて読んで、手元で読みたく
買った本

「青い鳥」 重松清

吃音の先生と生徒との交流の物語。泣ける。


「こころ」
 夏目漱石

言わずと知れた名作。


「林檎の樹」
 ゴールズワージー

恋愛もの。文章が美しかったので、この訳本を。

林檎の樹(新潮文庫)

林檎の樹(新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/05/20
  • メディア: Kindle版


今まで何度か読んだ本

これは好きだから、というより、興味や理解できなかったから、というのが大きい。


「赤毛のアン」  モンゴメリ


初めて読んだのは小学5年生頃で、子ども向けの本。しかも読書感想文を書いて、表彰されたのだ。(校内だけのものだが)
自分では良く書けてるなんて全然思ってなかった。解説(?)を読んで、それらしく書いたみたいな記憶がある。

良かったとは思うけど、感動したほどでもない。
だからなのか、次は楽しめるかな、違う感動が味わえるかな、と思って読んだ。(文庫本を手元に持っている)


「嵐が丘」 エミリ・ブロンテ

漫画「ガラスの仮面」の劇中劇にあったのが、きっかけだったかな。
特に良かったとも思わなかった。(読解力もなかった)

バージョンが違う映画を観たりして、興味を持った。舞台背景がおもしろいし、登場人物に強烈な個性があって、その心理を知りたくて、3回ぐらい読んだ。

持っていたのはこの訳本かな。
嵐が丘

嵐が丘

  • 出版社/メーカー: グーテンベルク21
  • 発売日: 2022/08/26
  • メディア: Kindle版



「砂の女」 安部公房


砂の女 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)

  • 作者: 公房, 安部
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/03/01
  • メディア: 文庫

20代に買って、今も手元に持っている。
高校生の時クラスで、安部公房の作家性(?)みたいなテーマで、作文(授業で)を書いた子がいて、感心した(見かけから、そんなことを考える人に見えなかった)のがきっかけで、作家を知った。

初めて読んだ時、あまり理解できなかったけど、サスペンスが入っていて何となくおもしろいというか、心に残るものがあったので、また読めるようになるかもしれないと思って、持っている1冊。3回ぐらい読んだ。


「二都物語」 ディケンズ

これも以前書いたが、3回目にやっと理解できて、おもしろく読めた。



(子どもの頃好きで)何度か読んだ本

「十五少年漂流記」「二年間の休暇」) ジュール・ベルヌ

小学5年生頃、挿絵が入っている、子ども向けの文学全集の中の1冊で、何度も読んだ。
近年、文庫本を買って手元に持っている。

二年間の休暇(上) (福音館文庫 古典童話)

二年間の休暇(上) (福音館文庫 古典童話)

  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2002/06/20
  • メディア: 文庫

大人になっても影響しているような。
田村由美さんの漫画「7SEEDS」の世界観が似ていて、感動する。(漫画を読んでほしい)


個人的感想ですが、何か興味を持ってもらえたらうれしいです。
  

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