SSブログ

読書あれこれ その2 [本(小説)]

前回の続き。
今回は、印象に残っている本(おもしろくない本も含めて)などを。


昔(20代)に読んで
印象に残っている本

「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティ

クリスティ作品の中でも一番有名な本。
初めて読んだ著者の小説で、結構な衝撃を受けた。
こんなプロット(トリック)がよく考えられるものだ、みたいな。


「Yの悲劇」 エラリイ・クイーン


ミステリー小説の楽しさを知った初めての本かな。(「Xの悲劇」も)


「モンテ・クリスト伯」 アレクサンドル・デュマ

ドラマチックな大河小説(?)にはまっていた頃読んだ。
文学性(?)と物語のおもしろさがあって、(読んだ)達成感みたいなものもあって、印象に残っている。

モンテ・クリスト伯 1 (岩波文庫)

モンテ・クリスト伯 1 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: Kindle版



(近年)印象に残った(読んでほしい)本

「ベルリン1919」 クラウス・コルドン

ベルリン1919 赤い水兵(上) (岩波少年文庫)

ベルリン1919 赤い水兵(上) (岩波少年文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2020/02/16
  • メディア: 単行本

昨年、ウクライナ侵攻があったからなのか、夏頃から、アクセスが一時期すごくふえた。
児童書だけど、物語としてもすごく良いので、(シリーズで6冊あるが、この2冊だけでも)読んでほしい。



「ムーミン谷の冬」  トーベ・ヤンソン

ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

ムーミン全集[新版]5 ムーミン谷の冬

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/02/26
  • メディア: Kindle版

ムーミン(シリーズ)の奥深さを知った。
今の時代、共感するところが多かった。



他のメディアで興味を持って
普段なら読まなかった(だろう)本(読んでよかった)

「オイディプス王」 ソポクレス

戯曲は苦手で(舞台を観るのは好きなのに)、難しい先入観があったのだが、おもしろかった。
これに気を良くして「人形の家」イプセン)を読んだが、これも良かった。


「変身」 フランツカフカ

予想外の話で、軽い衝撃を受けた。

変身 (新潮文庫)

変身 (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1952/07/28
  • メディア: 文庫



「マノン・レスコー」 アベ・プレヴォー

思ったより読みやすかった。人物の心理が興味深かった。


「華氏451度」 レイ・ブラッドベリ

華氏451度〔新訳版〕

華氏451度〔新訳版〕

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2014/07/28
  • メディア: Kindle版

本が禁止の未来世界。SFのカテゴリーに入っているし、一生読まなかった(だろう)と思う本だが、予想外におもしろかった。
現代に思えるところもあって、考えさせられた。



次は
(おもしろくなく)印象に残った本
(お好きな方は、すみません)





「雪国」
 川端康成

内容自体、理解できなかったような。


「狭き門」 ジッド

神への愛や信仰がテーマに入っている。国や時代の違いなのか、心情を理解するのが難しかった。主人公(?)ジェロームの言葉の方が、共感するところがあった。


「羊と鋼の森」 宮下奈都

今まで読んだ小説で、一番つまらなかった。(ひどい)


そんなに読んでいるわけではないのですが、読書で世界がいくらか広がったのは、良かったです。



nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。