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最近の読書 2022年 絵本 [本(絵本)]

最近の読書、今回は絵本もですが、それに関する本です。

「日本絵本賞」というのを知りました。1年間に日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞 大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞 翻訳絵本賞」を授与するそうです。今年で27回目です。


今年の「翻訳絵本賞」を読んでみました。

「夜をあるく」   マリー・ドルレアン 作   よしいかずみ 訳   BL出版

夜をあるく

夜をあるく

  • 出版社/メーカー: ビーエル出版
  • 発売日: 2021/11/10
  • メディア: 大型本



家族(四人)で夜中に起きて、町から山へ歩く。
出会うのは、草のにおい、虫の声、昼間のあたたかさが残っている道、森でゆれる木の葉・・・


シンプルな話だけど、暗闇の色あい(群青色、紺色、瑠璃色?等)にひかれる。
光の描き方が効果的で、空気の温度やにおいまで感じられるようだ。
一緒に歩いているような気持ちになって、五感を刺激される。

ラストが思いがけない展開で感動した。
夜に(特に夏?)読むと、より深く味わえる気がした。


先の「日本絵本賞」ですが、ブログでも感想を書いていました。

(第11回 絵本賞大賞)
「マーシャと白い鳥」   出久根育 文・絵   偕成社   

(第13回 絵本賞)
「ぼくがラーメンたべてるとき」   長谷川義史 文・絵   教育画劇

(第15回 翻訳絵本賞)
「おとうさんのちず」   ユリ・シュルヴィッツ 作   さくまゆみこ 訳

(第25回 絵本賞)
「金の鳥」   八百板洋子 文   さかたきよこ 絵   BL出版


興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。



もう1冊、絵本関連の本を見つけました。

芸術新潮 2022年5月号

芸術新潮 2022年5月号

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2022/04/25
  • メディア: 雑誌

新聞広告で偶然見つけました。
雑誌「芸術新潮」。特集で「大人も読みたい絵本」というのがあった。
”新潮”だけあって(?)読み応えがありました。

「日本の絵本 これまでとこれから」は興味深く、勉強になった。
日本が絵本大国のひとつ、というのは知らなかった。

翻訳絵本を訳す時、横書き左開き、縦書き右開きなんて、ほとんど意識したことがなかった。
世界の絵本作りの現場なども、いろいろ知ることができておもしろかった。

絵本の興味がまた広がりました。



   





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