最近の読書 2022年 絵本 [本(絵本)]
最近の読書、今回は絵本もですが、それに関する本です。
「日本絵本賞」というのを知りました。1年間に日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞 大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞 翻訳絵本賞」を授与するそうです。今年で27回目です。
今年の「翻訳絵本賞」を読んでみました。
「夜をあるく」 マリー・ドルレアン 作 よしいかずみ 訳 BL出版
「日本絵本賞」というのを知りました。1年間に日本で出版された絵本の中から、特に優れた絵本に「日本絵本賞 大賞」、優れた絵本に「日本絵本賞」、翻訳絵本の優れた絵本に「日本絵本賞 翻訳絵本賞」を授与するそうです。今年で27回目です。
今年の「翻訳絵本賞」を読んでみました。
「夜をあるく」 マリー・ドルレアン 作 よしいかずみ 訳 BL出版
家族(四人)で夜中に起きて、町から山へ歩く。
出会うのは、草のにおい、虫の声、昼間のあたたかさが残っている道、森でゆれる木の葉・・・
出会うのは、草のにおい、虫の声、昼間のあたたかさが残っている道、森でゆれる木の葉・・・
シンプルな話だけど、暗闇の色あい(群青色、紺色、瑠璃色?等)にひかれる。
光の描き方が効果的で、空気の温度やにおいまで感じられるようだ。
一緒に歩いているような気持ちになって、五感を刺激される。
ラストが思いがけない展開で感動した。
夜に(特に夏?)読むと、より深く味わえる気がした。
先の「日本絵本賞」ですが、ブログでも感想を書いていました。
(第11回 絵本賞大賞)
「マーシャと白い鳥」 出久根育 文・絵 偕成社
(第13回 絵本賞)
「ぼくがラーメンたべてるとき」 長谷川義史 文・絵 教育画劇
(第15回 翻訳絵本賞)
「おとうさんのちず」 ユリ・シュルヴィッツ 作 さくまゆみこ 訳
(第25回 絵本賞)
「金の鳥」 八百板洋子 文 さかたきよこ 絵 BL出版
興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
もう1冊、絵本関連の本を見つけました。
新聞広告で偶然見つけました。
雑誌「芸術新潮」。特集で「大人も読みたい絵本」というのがあった。
”新潮”だけあって(?)読み応えがありました。
「日本の絵本 これまでとこれから」は興味深く、勉強になった。
日本が絵本大国のひとつ、というのは知らなかった。
翻訳絵本を訳す時、横書き左開き、縦書き右開きなんて、ほとんど意識したことがなかった。
世界の絵本作りの現場なども、いろいろ知ることができておもしろかった。
絵本の興味がまた広がりました。
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