絵本 覚え書 その8 [本(絵本)]
最近、意欲が少し落ちているので、絵本の感想です。
今回は地味だけど、別で書きたいような、心に残る絵本です。
「アグネスさんとわたし」 ジュリー・フレット 文・絵 横山和江 訳
前に読んだ絵本と同じ訳者の関連で見つけたのですが、タイトルと表紙絵に、少し興味を持ちました。
今回は地味だけど、別で書きたいような、心に残る絵本です。
「アグネスさんとわたし」 ジュリー・フレット 文・絵 横山和江 訳
前に読んだ絵本と同じ訳者の関連で見つけたのですが、タイトルと表紙絵に、少し興味を持ちました。
主人公の少女キャセレナと引っ越し先のおばあさん、アグネスさんとの一年を通じた交流。
キャセレナはカナダ先住民のクリー族の少女で、絵を描くのが好き。アグネスさんは土で物を作るのが好き。
心があたたまる、ふつうの交流が心地良かった。
季節の変わり目に、ページの余白が十分にあって、想像の余地があるのがいい。
絵もシンプルなのに(だから?)時間や空間の味わいがあって、すごくひかれた。
大地の色使いがいい。
地味だけど心に残る絵本です。
「わたしだけのものがたり」 パメラ・ザガレンスキー/作・絵 木坂 涼/訳
これは、前に「イソップ物語」で知った(絵が色彩豊かで素敵だった)パメラ・ザガレンスキーという方の絵本ということで、読んでみたのですが、すごく良かった。
エミリーという本の大好きな女の子がいました。
エミリーは、先生が子どもの頃プレゼントしてもらったという「ふしぎな ものがたりが いっぱい はいっている ほん」を借りるのですが、その本には「ことば」が全くなかったのです。
「ことばが なければ、ものがたりを たのしめない」とかなしむエミリーでしたが・・・
今まで、あまり読んだことがないタイプの絵本で、感想もどこまで書けばいいか迷う。(子どもが見たら、感性が豊かになりそう)
テーマは想像力。こういう絵本を見ると、自分の想像力の貧困さを思い知らされるようだった。
「イソップものがたり」の「きつねとぶどう」の話と絡ませた作りになっているのも、本当におもしろかった。
著者の想像力(創造力)に感心しました。
多くの人に読まれてほしいです。
キャセレナはカナダ先住民のクリー族の少女で、絵を描くのが好き。アグネスさんは土で物を作るのが好き。
心があたたまる、ふつうの交流が心地良かった。
季節の変わり目に、ページの余白が十分にあって、想像の余地があるのがいい。
絵もシンプルなのに(だから?)時間や空間の味わいがあって、すごくひかれた。
大地の色使いがいい。
地味だけど心に残る絵本です。
「わたしだけのものがたり」 パメラ・ザガレンスキー/作・絵 木坂 涼/訳
これは、前に「イソップ物語」で知った(絵が色彩豊かで素敵だった)パメラ・ザガレンスキーという方の絵本ということで、読んでみたのですが、すごく良かった。
エミリーという本の大好きな女の子がいました。
エミリーは、先生が子どもの頃プレゼントしてもらったという「ふしぎな ものがたりが いっぱい はいっている ほん」を借りるのですが、その本には「ことば」が全くなかったのです。
「ことばが なければ、ものがたりを たのしめない」とかなしむエミリーでしたが・・・
今まで、あまり読んだことがないタイプの絵本で、感想もどこまで書けばいいか迷う。(子どもが見たら、感性が豊かになりそう)
テーマは想像力。こういう絵本を見ると、自分の想像力の貧困さを思い知らされるようだった。
「イソップものがたり」の「きつねとぶどう」の話と絡ませた作りになっているのも、本当におもしろかった。
著者の想像力(創造力)に感心しました。
多くの人に読まれてほしいです。
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