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最近の読書 2022年春 ―覚え書― [本(新書/心理・教育)]

春になって桜が美しい季節です。
最近の読書、また少し真面目な、マルクス・アウレーリウスの「自省録」です。
漫画(ドラマも)「ミステリと言う勿れ」の中で用いられていて、いい機会なので読んでみました。


「自省録」   マルクス・アウレーリウス   神谷美恵子 訳   岩波文庫

マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

  • 作者: 神谷 美恵子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: Kindle版
  


古代ローマ帝国の皇帝であったマルクス・アウレーリウスが、心にうかぶ感慨や思想、自省自戒の言葉などを書きとめた手記だそうだ。人に読ませるつもりで書いたのではないので、文章や構成もととのっていないという。

第12巻(章)まであって、一つ一つの文章(言葉)に番号がある。
短いものから長くてわかりにくいものもある。
図書館で借りて読んだが、これは自分で手元に持っていないとあまり意味がないと思う。


上記の漫画のせりふに「ローマ時代の皇帝も悩みなんかたいして変わらない」というのがあったが、古代の人と時を越えて対話しているのだと思うと、親近感を持ったり、気持ちが落ち着いてくるようだった。

誰しも、自分の心の糧になる言葉を見つけられると思います。(今は「4-11」「4-39」「4-51」あたりの言葉にはっとした。)

今の時代に多くの人に手に取ってほしいと思いました。












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