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映画感想 2022年 [ドラマ・映画]

暖かくなって、気分も少し落ち着いてきました。
1年半ぶりぐらいに映画を見ました。


「ショーシャンクの空に」   1994年

出演者   ティム・ロビンス   モーガン・フリーマン

ショーシャンクの空に [DVD]

ショーシャンクの空に [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: DVD

名作やおすすめ映画で、必ずといっていいほどどこかで挙がってくる作品だが、刑務所での話のようだし、あまり気が進まなかった。
今回見たのは、見ておかないと機会を失うかもと思ったからだ。


銀行家のアンディーは妻とその愛人を射殺した罪で投獄される。1940年代の話だし、刑務所の中でも普通に暴力がある。無実なのに見ていてつらい。最初は少し入っていけなかった。

仲間と交流があるのが救いだが、アンディーはその中のレッドと心を通わせる。
レッドの語りで話が進むのが、悲惨さが和らいだ気がする。せりふに残るものが結構あった。

「終身刑は人を廃人にする刑罰だ」

「心の中は何かある。だれも奪えないあるものが」「希望だよ」

「更生というのは国が作った言葉だ」「更生?全く意味のない言葉だ」


印象に残る話も多い。
アンディーがレコードを流して、皆が美しい歌声に束の間、心をふるわせるところ。
心の豊かさや希望を持つことを説くアンディーに、レッドは、それは塀の中では正気を失わせる。禁物だ、というところ。
仮釈放になっても、外の世界が怖くて自殺してしまう心境、など考えさせられる。

つらすぎる話もあって、やっぱり見なければよかったかと思うところもあったが、大きな感動もあって、この時代だからこそ見て良かったというか、考えさせられました。




「ラストレター」   2020年

出演者   松たか子   福山雅治  

ラストレター DVD通常版

ラストレター DVD通常版

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: DVD

亡き姉の同窓会に出席した裕里は姉と間違われ、初恋の相手、乙坂鏡史郎に話しかけられる。姉を愛していたメッセージを受け取った裕里は、姉、未咲の名前で鏡史郎へ手紙を送る。宛先がわからない鏡史郎は高校の卒業アルバムにあった未咲の連絡先(実家)へ手紙を送るが・・・


これは以前、新聞記事で興味を持ったのだが忘れていた。タイトルに覚えがあって思い出した。(結構近年の作品だったんだ)
邦画を見たのは久しぶりだが、すごく良かった。

今の時代に「初恋」とか「手紙」というのが新鮮だったのかな。
場面がわりと淡々としている中、高校時代のシーンや、裕里と未咲の二人の娘を巻き込む話が良かった。

未咲はかわいそうだけど、鏡史郎がずっと未咲を想っていたところに救われる。
今の時代に人を想う気持ちを思い出させてくれた。

演技が皆、良くて、泣けた。

映画の興味が少し戻ってきました。




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