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「そのサラダ油が脳と体を壊している」 山嶋哲盛 著 [食事・健康]

久しぶりに健康関連の本です。

そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法)

そのサラダ油が脳と体を壊してる (百年賢脳・健康法)

  • 作者: 山嶋 哲盛
  • 出版社/メーカー: ダイナミックセラーズ出版
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: 単行本

わりと気をつけて食事をしているつもりが、コレステロール値が少し高いため、油に原因が?と、関心があったのですが、丁度きれたのを機に本を借りてきました。

こういう油の本は数年前から知っていたのですが、それほど大した違いはない、みたいに思っていました。でも、この本を読んで、今までのサラダ油はもう使えなく(食べれなく)なりました。

最初は油の話というより、身体(脳)のことが書いてあって、何だか理科の教科書を読んでいる感じで、難しいところもあった。(でも、後で油との関連で重要な話だった)。

体は細胞で出来ている。
細胞膜の主成分は油で、活動を円滑に行うためには良質の油が必要だという。

細胞の酸化によって病気が発生しやすくなる。
酸化させる活性酸素だが、これがサラダ油の主成分であるリノール酸を酸化して、神経細胞にダメージを与える毒物を作り出すそうだ。

人体の中心である脳の成分は60%が油。
脳の神経細胞は大部分、生涯ほとんど入れ替わらないが、例外的に増え続けるところが海馬だという。海馬は「記憶の指令センター」の役割だ。
海馬は脳の中で酸化ストレスに最も弱く、認知症やうつ病などにも、油が関係してくるというのは頷けた。

電磁波による酸化の話はショックだった。
WHOは電磁波の危険を勧告しているが日本政府は無視しているという。
欧米の小学校では(電磁波の被害を考えて)子どもの携帯電話の使用を禁止しているそうだ。

肝心の油の話だが、カバー見返しには「日本のマーガリンは欧米では販売禁止になっています!!」なんて言葉が。
トランス脂肪酸の危険性はあまり自覚がなかった。(アメリカやカナダではトランス脂肪酸の表示が義務化されている)

意識していなかったのはパーム油というもの。加工食品や製菓に多用されているという。
(クッキー類はわりと好きなのだが、ちょっと考えざるを得なくなった)。

油は健康にすごく関わっていることを知って良かったです。とても勉強になりました。
(ちなみに油を変えたら、ここ数週間ぐらいで納得するような変化が少し見られました)。



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