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アニメ「レディジョージィ」 [アニメ]

やっと、アニメ「レディジョージィ」について書きます。
漫画の方の記事を書いたことで、気持ちが少し離れていました。
前の渡辺岳夫さんとも関連があるので、今回書いておきます。

DVDが2008年に発売されました。
感慨深かった。これが観られるとは思ってもみなかった。
たかだかアニメですが、自分の中では心の支えにもなって、大きな位置を占めていました。

レディジョージィ DVD-BOX (初回限定生産)

レディジョージィ DVD-BOX (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


「ジョージィ!」のアニメ化の話を知ったのは、ラジオのアニメ番組でした。
この時のうれしさは今でも覚えています。
漫画の方に不満が出てきた頃でした。でも、好きな要素はあるので、原作の良いところを取り入れて上手くアレンジしてもらえないかなと。

結果は予想以上でした。漫画がアニメになると、漫画の方が良い場合が多いですが、「レディジョージィ」は制作者の方に感謝したい。
マイナーだし、正直、評価も高くない(?)ですが、当時(4、5年の間)いくつかアニメ化された少女漫画の中では、群を抜いて、原作を生かせた(魅力倍増)作品だと思うのです。(少数派?)

漫画よりアニメが好きなのは、絵と音楽の影響が大きいです。
話も原作より心情描写が多いのが好きでした。(矛盾もありますが)
全編シリアスなのも良い。

絵がきれいなのがうれしかった。(特に21話以降)
ばらつきはあるのですが、子ども時代とその後の話に合わせて、描き分けられているのも良い。
いがらしさんの絵は難しそうですが、雰囲気を損なうことなく、アニメの方が大人っぽくて好きです。
恋愛ものなので、絵がきれいでないと台無しになりそうですが、ポイントの場面などはクリアしていたと思う。

当時、当たり前に観ていたけど、背景もよく描かれていて、色彩が良い。
演出も良くて、毎回、好きな場面がある。原作の話に入ってからは、絵を観ているだけで満足なところがあります。

あと、OPの絵に感動。演出がこれ以上ないぐらい作品にぴったり合っていて驚いた。
凝ったものでないし、動きはいまいちですが、原作をよく理解されているのがうれしかった。(演出はチーフディレクターの吉田しげつぐさん)

(DVDの映像は色が少し不満。本編も明るいパステルカラーのような色彩。BSで録画してもらった、自分が持っている物の方が、描線もくっきりして暗めで好み。いがらしさん描き下ろしのケースイラストも手抜き感があって残念です)。


音楽は先に書いた渡辺岳夫さん。
当時、音楽集を偶然見つけて、聴いた時の感動を今でも思い出せます。(多分、初めて買ったレコード)

お気に入りは前にも書いたOPの「忘れられたメッセージ」とEDの「やさしさをありがとう」。
「愛のブレスレット」と「美しい出発(たびだち)」もロマンチックで好きです。
「ともだち」(No.25)の曲は、ジョージィのアベルへの気持ちがテーマに思える。
なつかしさと切なさが混ざったジョージィの感情が伝わってきそうです。

34話と42話他(三回だけ)クライマックスで使われていた曲も、華やかさと繊細さがあって美しかった。(場面が盛り上がったのは言うまでもない)。

あたたかく、美しい音楽に、原作より作品世界が広がりました。

(次は話について)

 

 


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