映画感想 2022年 その4 [ドラマ・映画]
暑さとコロナ禍で、気力がまたダウンしかけています。
最近、ユーチューブ(健康や心理関係)や映画を観ることが多くなりました。
最近、ユーチューブ(健康や心理関係)や映画を観ることが多くなりました。
今回の映画は今さら(?)の「若草物語」です。
原作は小学四年生頃、子ども向けの本を読んだきりですが、何度か読んで好きだった、思い出の作品なのです。(アニメもあったが見ていない)
ブルーレイプレーヤーを新しくして、動画がテレビで少し楽しめるようになったのだが、自分に合う映画がやっぱり少なく(何本か挫折)定番の名作ものなら、と観てみました。
「若草物語」 1994年
出演者 ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン
前半はダイジェストみたいで、ドラマがあまりない印象だったが(二時間にまとめるのだから難しい)、家族愛や隣人愛みたいなものは伝わってきたかな。
後半、ジョーがニューヨークへ行ってからの話(原作は知らない)の方が時間も短い(50分ぐらい)のに、おもしろくてドラマが濃かった。
四人姉妹がうまく描かれていたと思うが、最初からジョーが主役かなと思った。女優さんのことは知らないが、ヒロイン顔(?)だし、ひきつけられた。
原作で印象に残っていたのが、エイミーがジョーの原稿を燃やすところ(理由は覚えていない)と、エイミーがスケートで氷の中へ落ちるところ。
映画では二人が仲直りをするのがあっけなさすぎて物足りなかった。こんなだったかな?
もう少し葛藤みたいなものがあったような。
映像が美しかった。当時の調度品やドレスは見るだけでも楽しかった。
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」 2020年
出演者 シアーシャ・ローナン エマ・ワトソン
上記の映画を検索していて見つけました。
何と2020年にも映画が作られていて、びっくりした。(現代だと古いと思っていたので)
(少しネタばれ)
タイトルが今風(?)で、変わった構成だった。
四人姉妹の物語というより、ジョーが主役で、出版社に原稿を持ち込むところから始まる。
少女時代の過去の回想と現在が交互に描かれる。その切り替えが早くてコマ切れで、感情移入しづらかった。(映像がセピア調?なのが過去のようだが、どちらの話かわかりにくいものもあって混乱した)
心理描写は、上記の94年版より繊細な気がするのに、なぜだか心に響かなかった。
ジョーとエイミー、ローリーとの話に違和感があるからかな。
ジョーがローリーへの愛を自覚したり、求婚を断ったことを後悔したりなんて、”らしく”ない気がするのだが、原作はどうなんだろう。ベア教授を追いかけるのも、エイミーに促されて、というのがすっきりしない。
94年版と比べるからか、ジョーとエイミーの魅力が薄かった。
全体を観ても、この令和版を観ると、印象に残ったり、もう一度観てみたい場面というのがほとんどないことに気付いた。94年版の方が好きかと思いました。
(でも「赤毛のアン」のように、古典の名作が読み継がれてほしいので、映画化は良いと思います。ちなみに海外ドラマの「アンという名の少女」は人物のイメージはぴったりだが、話が別物すぎて、挫折してしまったのが残念でした。)
「若草物語」 1994年
出演者 ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン
前半はダイジェストみたいで、ドラマがあまりない印象だったが(二時間にまとめるのだから難しい)、家族愛や隣人愛みたいなものは伝わってきたかな。
後半、ジョーがニューヨークへ行ってからの話(原作は知らない)の方が時間も短い(50分ぐらい)のに、おもしろくてドラマが濃かった。
四人姉妹がうまく描かれていたと思うが、最初からジョーが主役かなと思った。女優さんのことは知らないが、ヒロイン顔(?)だし、ひきつけられた。
原作で印象に残っていたのが、エイミーがジョーの原稿を燃やすところ(理由は覚えていない)と、エイミーがスケートで氷の中へ落ちるところ。
映画では二人が仲直りをするのがあっけなさすぎて物足りなかった。こんなだったかな?
もう少し葛藤みたいなものがあったような。
映像が美しかった。当時の調度品やドレスは見るだけでも楽しかった。
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」 2020年
出演者 シアーシャ・ローナン エマ・ワトソン
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2020/10/14
- メディア: Blu-ray
上記の映画を検索していて見つけました。
何と2020年にも映画が作られていて、びっくりした。(現代だと古いと思っていたので)
(少しネタばれ)
タイトルが今風(?)で、変わった構成だった。
四人姉妹の物語というより、ジョーが主役で、出版社に原稿を持ち込むところから始まる。
少女時代の過去の回想と現在が交互に描かれる。その切り替えが早くてコマ切れで、感情移入しづらかった。(映像がセピア調?なのが過去のようだが、どちらの話かわかりにくいものもあって混乱した)
心理描写は、上記の94年版より繊細な気がするのに、なぜだか心に響かなかった。
ジョーとエイミー、ローリーとの話に違和感があるからかな。
ジョーがローリーへの愛を自覚したり、求婚を断ったことを後悔したりなんて、”らしく”ない気がするのだが、原作はどうなんだろう。ベア教授を追いかけるのも、エイミーに促されて、というのがすっきりしない。
94年版と比べるからか、ジョーとエイミーの魅力が薄かった。
全体を観ても、この令和版を観ると、印象に残ったり、もう一度観てみたい場面というのがほとんどないことに気付いた。94年版の方が好きかと思いました。
(でも「赤毛のアン」のように、古典の名作が読み継がれてほしいので、映画化は良いと思います。ちなみに海外ドラマの「アンという名の少女」は人物のイメージはぴったりだが、話が別物すぎて、挫折してしまったのが残念でした。)
コメント 0