最近の読書 2021年春 ―覚え書― [食事・健康]
最近の読書、今回は珍しくエッセイです。
ジャンルとしてはほとんど忘れていたというか、眼中になかったのですが、いまいち意欲がない日が続いて、気楽に読めて気分転換になるかと思いました。
おすすめなど調べてみたのですが、自分に合うものがわからなく、食がテーマだったらハズレがないかと思い(読んだことがある著者だし)、読んでみました。
(でも、今回は感想というより、ほとんど自分の食べ物の話になります。)
「今日もごちそうさまでした」 角田光世 著 新潮文庫
ジャンルとしてはほとんど忘れていたというか、眼中になかったのですが、いまいち意欲がない日が続いて、気楽に読めて気分転換になるかと思いました。
おすすめなど調べてみたのですが、自分に合うものがわからなく、食がテーマだったらハズレがないかと思い(読んだことがある著者だし)、読んでみました。
(でも、今回は感想というより、ほとんど自分の食べ物の話になります。)
「今日もごちそうさまでした」 角田光世 著 新潮文庫
季節ごとの食材についての思いを中心に書かれている。自分だったらこんなに書くことがないな、と思うぐらい、それぞれに愛があって、ほんとにおいしそうで、食べたくなった。
偏食の著者が食べられるようになった物の感動や発見に、自分も食材や料理に対する興味が広がった。
著者と食の好みは違うのだが、共感したのは「だいじょうぶ野菜」がほうれん草ということ。野菜不足とか体調が悪い時、「あれを食べればだいじょうぶ」と著者が思う野菜。
自分も(無意識だったが)昔からほうれん草だ。(今は栄養価も下がっていると思うが)
自分も食に関しては、わりとこだわりがあるので、いろいろ書いてみたくなった。
「あとがき」で著者が「ごはんの時間にごはんを食べないことが、どうしてもできない。ごはん抜きはもってのほか」と書かれているが、自分も(休日など)時間が少しずれるのはかまわないが、ごはん抜きは考えられない。
心配事があったり、落ち込んだりしても、食事がのどを通らないなんて一度もなく、食欲は全く別だ。
高熱で寝込んでいても、少し下がって動ける時に、栄養がとれるスープだけでも作っておく。食材や調理を工夫して少量でも絶対食べる。
好き嫌いもあまりない。子どもの頃はにんじんが苦手だったが、今は十分食べられるようになった。(昔と比べて味にクセがなくなった?)
好きな食べ物もあまり選べない。基本どれも好きなのだ。和食、洋風、中華。肉も魚も。野菜、果物。あれもこれも食べたいみたいな。
だからメニューが毎日同じ(夕食に限るが)というのは嫌だ。
でも、毎日食べたいものというと、やっぱりごはん。
外食で食べるものも、和食セット、炊き込みご飯、親子丼、炒飯、パエリア、カレーライスなど、ごはんを食べたい。
ラーメンにも絶対、炒飯を食べたい。焼きそばやお好み焼きでも、少量でもごはんを食べたい。
飲茶系が好き。餃子、焼売、小籠包、肉まん。それでも毎日食べるのは嫌で、月3、4回ぐらいが美味しいのだ。
食に関する思い出みたいなものは、あまり思いつかないけど、飲茶が好きなのは、実家から歩いて行けるところに、中華料理店があったからかも。(めったに外食なんてしなく、唯一行く店だった。)
母は料理があまり好きでなかったので、ワンパターンというか、子どもが好きそうなものは、あまり作ってもらえなかったような記憶がある。(学校給食の方が楽しみだったかも)
納豆というものは食卓に出てこなかったので、存在自体を知ったのは、社会人になった20歳もすぎてからだったと思う。(健康のため)初めて食べたのは、何と、つい数年前なのだ。「どうしても食べられない」なんて人の話も聞いていたが、十分食べられた。
「こんなにおいしいカレーライスは初めて」と思ったのが、30代に、期間パートの職場での社員食堂のカレーだった。市販のルーでなく自分でカレーを作りたいと思ったのは、これがきっかけだと思う。
地元のあるチェーン店で食べた(わりとおいしくて利用していた)親子丼があまりにまずくて驚いた。自分が作る方が余程おいしいと思った。
それから食べ比べみたいな感じで、外食で親子丼をわりと食べるようになった。(鶏も卵も好きだし、満足感もあって安い)
本の中で「原点ごぼう」という話が出てくるが、自分もごぼうに関しては少し思い入れがある。子どもの頃は「煮しめ」や「おでん」などで食べるぐらいで、そんなに好きでなかったのだが、自分で料理をするようになって作った「きんぴら」が、自分で言うのも何だが、ほんとにおいしかったのだ。
材料は、ごぼう、にんじん、豚バラ(調味料は普通に、砂糖、しょうゆ、酒、みりん、ごま油)で、単品だと、どちらかと言えば苦手なものばかりなのに、一緒になるとこんなにおいしくなるなんて。
料理の極意みたいなものを感じた。
自分のことで結構長くなりましたが、読むだけで、食べたくなる、作りたくなる本でした。
偏食の著者が食べられるようになった物の感動や発見に、自分も食材や料理に対する興味が広がった。
著者と食の好みは違うのだが、共感したのは「だいじょうぶ野菜」がほうれん草ということ。野菜不足とか体調が悪い時、「あれを食べればだいじょうぶ」と著者が思う野菜。
自分も(無意識だったが)昔からほうれん草だ。(今は栄養価も下がっていると思うが)
自分も食に関しては、わりとこだわりがあるので、いろいろ書いてみたくなった。
「あとがき」で著者が「ごはんの時間にごはんを食べないことが、どうしてもできない。ごはん抜きはもってのほか」と書かれているが、自分も(休日など)時間が少しずれるのはかまわないが、ごはん抜きは考えられない。
心配事があったり、落ち込んだりしても、食事がのどを通らないなんて一度もなく、食欲は全く別だ。
高熱で寝込んでいても、少し下がって動ける時に、栄養がとれるスープだけでも作っておく。食材や調理を工夫して少量でも絶対食べる。
好き嫌いもあまりない。子どもの頃はにんじんが苦手だったが、今は十分食べられるようになった。(昔と比べて味にクセがなくなった?)
好きな食べ物もあまり選べない。基本どれも好きなのだ。和食、洋風、中華。肉も魚も。野菜、果物。あれもこれも食べたいみたいな。
だからメニューが毎日同じ(夕食に限るが)というのは嫌だ。
でも、毎日食べたいものというと、やっぱりごはん。
外食で食べるものも、和食セット、炊き込みご飯、親子丼、炒飯、パエリア、カレーライスなど、ごはんを食べたい。
ラーメンにも絶対、炒飯を食べたい。焼きそばやお好み焼きでも、少量でもごはんを食べたい。
飲茶系が好き。餃子、焼売、小籠包、肉まん。それでも毎日食べるのは嫌で、月3、4回ぐらいが美味しいのだ。
食に関する思い出みたいなものは、あまり思いつかないけど、飲茶が好きなのは、実家から歩いて行けるところに、中華料理店があったからかも。(めったに外食なんてしなく、唯一行く店だった。)
母は料理があまり好きでなかったので、ワンパターンというか、子どもが好きそうなものは、あまり作ってもらえなかったような記憶がある。(学校給食の方が楽しみだったかも)
納豆というものは食卓に出てこなかったので、存在自体を知ったのは、社会人になった20歳もすぎてからだったと思う。(健康のため)初めて食べたのは、何と、つい数年前なのだ。「どうしても食べられない」なんて人の話も聞いていたが、十分食べられた。
「こんなにおいしいカレーライスは初めて」と思ったのが、30代に、期間パートの職場での社員食堂のカレーだった。市販のルーでなく自分でカレーを作りたいと思ったのは、これがきっかけだと思う。
地元のあるチェーン店で食べた(わりとおいしくて利用していた)親子丼があまりにまずくて驚いた。自分が作る方が余程おいしいと思った。
それから食べ比べみたいな感じで、外食で親子丼をわりと食べるようになった。(鶏も卵も好きだし、満足感もあって安い)
本の中で「原点ごぼう」という話が出てくるが、自分もごぼうに関しては少し思い入れがある。子どもの頃は「煮しめ」や「おでん」などで食べるぐらいで、そんなに好きでなかったのだが、自分で料理をするようになって作った「きんぴら」が、自分で言うのも何だが、ほんとにおいしかったのだ。
材料は、ごぼう、にんじん、豚バラ(調味料は普通に、砂糖、しょうゆ、酒、みりん、ごま油)で、単品だと、どちらかと言えば苦手なものばかりなのに、一緒になるとこんなにおいしくなるなんて。
料理の極意みたいなものを感じた。
自分のことで結構長くなりましたが、読むだけで、食べたくなる、作りたくなる本でした。
コメント 0