最近の読書 2020年 絵本 その2(中国の民話) [本(絵本)]
絵本の記事はアクセスが少ないのですが、やっぱり好きなので(読んでほしい)、書いておこうと思います。
後世の人間は、(万里の長城を)観光で単にすごいとか楽しむが、多くの人間が犠牲になってできたものというのを忘れていて、思い出させてくれた。
主人公の女性は、日本の桃太郎ならぬ、ひょうたんから生まれたというのがおもしろい。
隣家二人の子どもとして育てたり、夫をさがしに一人で旅をする女性の思いなど、人の情やつながりに、感動します。
絵が素朴で、あたたかみがあって、すごく好きです。
「あかりの花」 君島久子 再話 赤羽末吉 画
中国苗族民話、とある。
赤羽末吉さんの絵が好きで、手に取った。
あかりの灯心から生まれた娘と主人公トーリンとの生活。
途中、かぐや姫のように娘が月の世界へ帰っていく場面が絵と共に目を引いて、印象に残る。
ハッピーエンドで昔話らしい展開で、安心して読めます。
「いしになったかりゅうど」 大塚勇三 再話 赤羽末吉 画
モンゴル民話。
これも赤羽末吉さんの絵と紹介文に興味を持ちました。
かりゅうどがしろへびを助け、しろへびはそのお礼に鳥やけものの言葉がわかるようになる、たからのたまをすすめる。でも、その話を他人に話すと石になるという。
かりゅうどはかりをするのが楽になるが、ある日動物たちの話を聞く・・・
良かったのか悪かったのか、すっきりしないものが残る。
自己犠牲ということについて考えさせられる、心に残る話です。
主人公の女性は、日本の桃太郎ならぬ、ひょうたんから生まれたというのがおもしろい。
隣家二人の子どもとして育てたり、夫をさがしに一人で旅をする女性の思いなど、人の情やつながりに、感動します。
絵が素朴で、あたたかみがあって、すごく好きです。
「あかりの花」 君島久子 再話 赤羽末吉 画
中国苗族民話、とある。
赤羽末吉さんの絵が好きで、手に取った。
あかりの灯心から生まれた娘と主人公トーリンとの生活。
途中、かぐや姫のように娘が月の世界へ帰っていく場面が絵と共に目を引いて、印象に残る。
ハッピーエンドで昔話らしい展開で、安心して読めます。
「いしになったかりゅうど」 大塚勇三 再話 赤羽末吉 画
いしになった かりゅうど モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1970/12/15
- メディア: 単行本
モンゴル民話。
これも赤羽末吉さんの絵と紹介文に興味を持ちました。
かりゅうどがしろへびを助け、しろへびはそのお礼に鳥やけものの言葉がわかるようになる、たからのたまをすすめる。でも、その話を他人に話すと石になるという。
かりゅうどはかりをするのが楽になるが、ある日動物たちの話を聞く・・・
良かったのか悪かったのか、すっきりしないものが残る。
自己犠牲ということについて考えさせられる、心に残る話です。
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