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最近の読書 2020年 絵本 [本(絵本)]

不安な世の中で、最近また、絵本にいやしを求めます。
今回は内容を知らずに借りたのですが(図書館を利用するのも気を遣うが)、すごく好みで良かったので書いておきます。


「はちみついろのうま」   小風さち 作   オリガ・ヤクトーヴィチ 絵

はちみついろのうま (世界傑作絵本シリーズ)

はちみついろのうま (世界傑作絵本シリーズ)

  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2001/04/25
  • メディア: 大型本


おすすめ絵本で見たことがあって、気になっていました。タイトルの「はちみついろ」というのがきれいでひかれた。作者は日本人で、絵は外国人というのも興味を持ちました。

髪のきれいな娘が、きのこときいちごを取りに出かけたが、見つからず、近づいてはいけないと言われた森に入ってしまう。

作者の言葉では、画家の世界が先にあったようで、その通り、淡い色彩の繊細な絵がきれいで良かった。ウクライナの方で、それらしい(?)雰囲気の田園風景が、物語をさらに豊かで味わい深いものにしている。

うまの表情やアリやてんとう虫まで、絵が生きているようで楽しめる。
編み靴(?)や衣装も気に入りました。

娘とかじやのロマンスが良く、絵が素敵な絵本です。(なのに、新品がないなんて・・・)



「あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま」   
イ・ヨンギョン ぶん・え   かみやにじ やく   

あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま (世界傑作絵本シリーズ)

あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま (世界傑作絵本シリーズ)

  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1999/11/20
  • メディア: 大型本

韓国の絵本。
「あかてぬぐいのおくさん」は「お針」がとても上手で、その七つ道具が「七人のなかま」。
おくさんがうたた寝をしていると、皆それぞれ、自分が一番だと自慢しあう。

何といっても、裁縫道具を擬人化しているのがユニーク。
同じ構図の絵が続くのだけど、ページごとに少しずつ変化していくのがおもしろい。
味があって、絵を見ているだけでも楽しい。(こちらは韓国の衣装や文化が垣間見られる)。

ひとりひとりが皆大切というのを教えてくれて、大人も子どもも安心して読める絵本です。



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