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「レディジョージィ 歌と音楽集」 [音楽]

4年ぶりに、音楽のことを書きます。
「キャンディ・キャンディ」に続いてまた、渡辺岳夫さん作曲の「レディジョージィ 歌と音楽集」を買いました。

レディジョージィ 歌と音楽集

レディジョージィ 歌と音楽集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SOUNDTRACK PUB
  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: CD

「レディジョージィ」の音楽に関しては、当時買ったLPレコードを持っています。(頭の中で再現できる)。
DVDでアニメも見られて、音楽は耳に入っているので、そこそこ満足していたが、こうして歌とBGMの音楽集CDを出してもらえて、本当にうれしいです。

CD2枚組。DISC1にLPレコード「レディジョージィ音楽集」を復刻。
DISC1の後半とDISC2にBGMコレクション。(全91曲)

聞き慣れて、十分知っているつもりだったが、音楽だけ聴くと、アニメと違った風景が見えてくるようで、発見もあって、新鮮でした。

全体を通して聴いた楽曲の感想は、繊細であたたかい。そしてロマンティック。このうえなくロマンティック。
「キャンディ・キャンディ」の曲と比べると、”キャンディ”は色でいうと、鮮やかで多彩でカラフルなイメージ。1曲、1曲がわかりやすい。
”ジョージィ”は色は薄めで7色ぐらい(?)それぞれの色のグラデーションを見分ける(聴き分ける)ような楽しさがある。

情感描写の曲が、とにかく繊細なものが多い。耳をすまして集中して聴きたくなるような感じです。

ロマンティックなのも、”キャンディ”は「華やかでわくわく」といった感じだが、”ジョージィ”は「優美でうっとり」かな。

主題歌と挿入歌がすごく良い。(なので、BGMにそのアレンジが多い。こんな良い曲を使わないなんて、やっぱりもったいない)
(歌の)曲数も必要最低限で物語のテーマを全てを表現している感じなのがすごい。
山本百合子さんの歌も、ロマンティックな曲に合う声で、好きです。

音楽から、人物はジョージィとロエルが思い浮かぶ。アベルがほとんど浮かんでこないのが発見というか意外だった。(自分の中ではアベルを思い出すような曲は1、2曲だけ)
ジョージィとロエル、兄妹や家族愛といったものを感じる曲が多い。

アニメの物語自体が、つらい心理描写がわりとあるからか、そういう場面でもあたたかさを感じる気がします。
声優さんの演技より、音楽の方が心情を表しているように思える場面もあって、改めて渡辺岳夫さんの劇音楽家の才能に感服する思いでした。


ブックレットは、ほとんど楽曲のみの解説で少し物足りないかな。(デザインはわりと好き)
でも、”キャンディ”と違って、マイナーな「レディジョージィ」の音源が残っていて、35年以上たって、こうしてクリアな音楽が聴けるというのは感動します。
制作と発売に関わってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

(次はまた、好きな曲について)


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