「不調のときに食べたいごはん」 コウ静子 著

いつの間にか５月も終わりで、もうすぐ梅雨に入ります。
久しぶりに料理の本です。

以前「ちょっと具合のよくないときのごはん」という料理本について書きましたが、また同じようなものを図書館で見つけました。（身体が不調というわけではないのですが、手元にあると安心）

症状別 不調のときに食べたいごはん

• 作者: コウ静子
• 出版社/メーカー: 家の光協会
• 発売日: 2014/09/29
• メディア: 単行本

今回は「薬膳」の考え方が入っていて、普段、自分が作っているものに近く、良かったです。

風邪でも「咳が出て、喉が痛いときに」「熱っぽくて、頭がぼーっとするときに」など、５つの症状に分けて書かれているのが良い。他にも「胃がもたれる」「お腹をこわした」「冷え」など、身近な１７の症状のレシピ（程よい数）が実用的で見やすく、参考になりました。

薬膳の効能も知れて、読むだけで（普段でも）作りたくなってきました。
手元に置きたい本です。


新聞や広告で、腸は健康の要とか、腸内細菌についての記事をよく見かけるようになって、これも借りてきました。

腸内フローラが整う腸食レシピ (TJMOOK)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 宝島社
• 発売日: 2016/07/26
• メディア: 大型本

料理の方は、自分には食べにくい（作りにくい）ものがありましたが、腸と健康の関係性や食材はすごく参考になりました。（腸内フローラの割合が善玉菌、悪玉菌、日和見菌で２：１：７というのも初めて知った）

おすすめ食材が載っていたので参考まで

善玉菌を増やしてくれる食材
カリフラワー　　おくら　　ほうれん草　　りんご　　ヨーグルト　　キウイ　　バナナ　　玉ねぎ　　もずく　　里芋

便秘を解消して腸をきれいにしてくれる食材
小豆　　アーモンド　　もち麦　　わかめ　　さつまいも　　ごま　　モロヘイヤ　　大豆　　きくらげ　　しいたけ

ストレスを解消しパワーを生み出す食材
卵　　豆腐　　おから　　甲殻類　　まぐろ　　さんま　　鮭　　鶏ささみ肉
（脂身が少ない）豚ヒレ肉、牛もも肉

腸内細菌を増やす発酵食材
イカの塩辛　　納豆　　キムチ　　バター、チーズなどの乳製品　　かつおぶし　　しょうゆ　　味噌　　酒かす　　甘酒　　塩麹

抗酸化力が高く、アンチエイジングやダイエットに効く食材
大根　　キャベツ　　にんにく　　かぼちゃ　　ねぎ　　しめじ　　舞茸　　にんじん　　イカ　　アボカド

代謝が上がり、身体を温める食材
えび　　あじ　　いわし　　さば　　生姜　　シナモン　　唐辛子　　鶏胸肉　　ラム肉　　ごぼう


ここ１、２年意識して食べているものが多く、やっぱり効果があったのだと実感できました。