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「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」 イルセ・サン 著 [本(新書/心理・教育)]

前回「HSP」に関する本を読みましたが、いまいちすっきりしなかったので、再度挑戦しました。


「鈍感な世界に生きる敏感な人たち」   イルセ・サン   枇谷玲子 訳

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

  • 作者: イルセ・サン
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2016/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


今回はとても良かった。

今回も最初に「HSP」のチェックリストがあったが、前回より精密で、自分を知る(認識する)ヒントになるものだった。(「HSP」という概念は前回の著者エレイン・アーロンが提唱したものだそうで、そこから進化させた内容で、わかりやすかった)。

「HSP」の能力や抱えやすい心の問題が、サブタイトルだけで要約されている。
自分の場合は、頭のハードディスクがすぐにいっぱいになるとか、刺激にすぐに耐えられなくなるというのが腑におちた。

レンタルDVDを借りても、一週間に3、4枚が限度だ。好きな宝塚でも毎日見続けるなんて、疲れてとてもできない。(なので「スカイステージ」に加入する必要もない)
以前は仕事だけでエネルギーを使い果たしてしまう感じで、テレビさえ見られないというか(心を落ち着ける時間が必要)翌日の仕事に差し支えそうな時もあった。

自尊心が低いからこそ「優秀」でいようとする。
がんばらないと好かれないと思い込んでいる。

など、昔の自分と同じで「ひきこもり」の人の悩みにも共通しているのではと思う。

「敏感な自分」や「鈍感な人たち」とうまくつきあう方法も書いてあって、「HSP」の人の心に寄り添う、勇気づけられる本でした。








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