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「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ」 エレイン・N・アーロン 著 [本(新書/心理・教育)]

ちょっと久しぶりです。平成最後の更新です。(GWは家の片付け)
このところ精神的にいまいちで(当時は必死だったのか、人間関係の後遺症が今になってじわじわ来ているのです)、睡眠にも少し影響してきました。

趣味のことにあまり気が向かなくなって、心に関係した本です。


「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ」  エレイン・N・アーロン 著  冨田香里 訳

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。

  • 作者: エレイン・N. アーロン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 単行本

この本はタイトルにひかれて手にとりました。
自分にもいくらか覚えがあるし、そういう人(HSP)の心理が参考になるかと思ったのです。

原題は「Highly Sensitive Person(非常にセンシティブな人)」で(頭文字をとった「HSP」)「とても敏感な人」と訳してあります。

「はじめに」に自己テストがあるのですが、自分はそういうところはあるが、「『HSP』ではない」と思っていたので、やってみて「あれ?もしかしてそうなの?」と思ってしまいました。

敏感な子どもの事例や内的世界が、思い当たることがわりとあって、過去の再確認をしているようだった。

世の中の大多数を占める「敏感でない人々」は、私たちを臆病で、恥ずかしがり屋で、意気地がなくて、非社交的だと見なす。こういうレッテルを貼られたくないから、私たちは他の人と同じように振る舞おうとする。しかし、そうすることで神経が高ぶり、苦しくなってしまい、今度はまわりから神経症的だとか気が違っているなどと思われるようになり、最後には自分でもそうだと思い込んでしまうのだ。

同じような過程だが、自分の場合は資質もあると思うが、やっぱり育てられ方で、記憶の最初から母に対する恐怖感があり、ますます敏感になった感じだ。

自分の敏感さに価値を認める。
ちゃんとした「境界」を築くこと。
自分で自分の親になる。
「無理のしすぎ」と「ひきこもり」

など、気付かされるところもあるが、これは「HSP」に限らず、生きづらさに悩んだりしている人には、共通のことに思える。
自分はいくらか学習した後だからそうでもないが、本当に苦しんでいる人には、「HSP」というレッテルなんて貼られると、余計迷路に迷い込むところもありそうな気がする。

「神経の高ぶり」という言葉がよく出てくるが、何となく嫌というか、かえって意識してしまいそうだ。
なんか読みにくくて、後半はほとんど頭に入ってこなかった。

「HSP」という概念は参考になりました。












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