仕事に悩む ―39歳― [ひきこもり]
春にはパソコン関係のボランティアに行くようになりました。
夏には、仕事が見つかりましたが、年末にまた辞めさせられてしまいました。
少人数の職場で人間関係もよくありませんでした。
現場作業でスピードと正確さを要求されます。他の人とそれほど変わらないと思っていたのですが、きつく言われるようになりました。(それも雰囲気が以前とコロッと変わって)
当人は別の人と雑談のようなものをしながら(上の人はほとんどいない)仕事をしているのに、そのことを言うと、それでも十分出来ると返されました。
年末に上の人が来て、同じようなことを言われ、少し抗議をしたら、その場で「今日で、もう辞めてもらっていい」と言われたのでした。
これは結構ショックでした。細かいことは忘れましたが、また人間関係や将来について悩むようになりました。
この前後は、心理関係の本をまた買うようになっていました。
仕事が見つからず(パソコンはあきらめつつあった)、どうやって生きていけばいいのか、不安や内面的なことをよく書くようになっていました。
同じ頃、前にIT講座で知り合った人に、パソコンの在宅ワークを紹介してもらえました。
でも、やってみて、自分には無理だとわかりました。
次の春にはキャリアカウンセリングというものを受けました。
「ぎりぎりまで自分の思っていることを言わない人のように思う。つらいことや悲しいことを話している時も笑顔だ」と言われました。「もう少し、そういうことをやめたらいい」とも。
全然気づいていませんでした。
ずいぶん感情が出せるようになっていたと思ったのですが、やっぱり作ってしまう部分は残っているようでした。
夏に友だちと会った帰り、バスに乗ろうとして、五千円札しかなく、くずそうと思い、書店に入りました。
バスの時間がせまっていて、5分も見ない内にほとんど衝動的に買ったのが「ひきこもりと家族トラウマ」という本でした。
これは、自分にとって特別な本になりました。
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