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生活と趣味 ―35歳― [ひきこもり]

久しぶりにひきこもりの続きです。
35歳ぐらいからの心の変化など、日記を元に書いていこうかと思ったのですが、大したことはあまりありません。
肝心なことは、ここには書けないことが多いからです。
ざっくり、覚え書き程度に書きます。

この頃は夫が失業中で、私はパートに行っていました。
仕事上、納得しない点など、意見を言ったりして、十歳以上年下の人に(上司?)偉そうに言い返されたと怒っていました。
こんなことは多分初めてで、こういうやりとりが出来るようになっていたようです。

ある日、半年の期間でデータ入力の仕事(大人数)を求人広告で見て、応募したら採用されました。
迷ったのですが(行かないと後悔するようで)、やっぱり少しでも好きな仕事をやりたく(収入も多い)、パートを辞めました。
新しい職場は人間関係も良く、仕事も初めて充実感が持てた感じでした。

夫とはけんかや話し合いをしていましたが、生活上、落ち込んでいる余裕もありませんでした。
けんかによって、夫の性格や考え方もわかってきて、母と同じように分析みたいなことを書いていました。何だか自分より心の問題を持っている人のように思えたのでした。(でも、自覚がない)。

少し前から「倫理の会」というものに誘いを受けていました。
でも、男の人はこういうものだ、みたいな決めつけや、"離婚した人は夫の良かったところに初めて気が付く"とか言われて、違和感を覚えました。(他にも"お金を残しておいたら離婚するからだめだ"とか)。
夫婦で入ることを強制されるようにも言われて、それが正しい倫理とやらを学んでいる人のすることなのかと思いました。
その後、講演とかにも行きましたが(二人で)、全く合わなく(これに関しては夫とも意見が一致)、生き方を考えるきっかけになりました。


暗いことばかりだと思っていたのですが、結構、楽しいことも書いていました。
夫とは趣味的なものが合うので、それなりに楽しもうとしていたのかもしれません。

田村由美さんの「BASARA」を読んだのも、夫が中古コミックスを買ってきたのがきっかけでした。(アニメを教えたのは私だと思うが)。
それほど興味もなかったが、読み始めると夢中になり、共通の話題もできました。
他の田村さんの読み切り漫画を買ってきたのも夫で、自分が読む範囲が広がった感じです。

本も意外なほど読んでいました。
「グイン・サーガ」の本編にも夢中だったが(69巻、70巻あたり)、1巻から(とびとびだが)読み直すこともしていました。「おもしろくて、読みたくてたまらない」なんて書いている。
月に何回か移動図書館が来ていて、楽しみだったことも思い出しました。

本だけでなく、料理がすごく好きだったようです。(夫も好き嫌いなく食べてくれるし)
外食でおいしかったものを家でアレンジして再現してみたり、献立を考えるのもわくわくして、料理本で研究していました。

他にも(電子)ピアノ、園芸と、今では考えられないぐらいのスケジュールです。
今までの(つらい)生活を取り返そうと、感情を実感しようと、必死だったのかなと思います。

新聞で興味ある言葉を書きとめていました。
一日一日の「よろこびのかけら」を確認して大切に拾っておく。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 


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