映画感想 2023年 その５

12月になりました。早いもので今年もあと１ヶ月です。
映画の感想です。（今年は結構、映画の記事が多い）

何年ぶりかでレンタルＤＶＤを借りました。
原作が良かったので、ずっと観たかったのです。


「流浪の月」　　　２０２２年

出演者　　　広瀬すず　　　松坂桃李

流浪の月 DVDスタンダード・エディション

• 出版社/メーカー: ギャガ
• 発売日: 2022/11/16
• メディア: DVD

細かい部分は忘れていたが、話の流れは覚えていて、珍しくひきこまれた。
せりふが少なくて、映像で見せる感じで、久しぶりに映画を観た感覚だった。（変な感想だが）
音楽も良かった。

現在と過去を行き来する構成が良かった。
二人ですごしていた時も、明るくポップな場面とシリアスな場面があって（全体でも）、メリハリがある。

更紗が文と再会した場面がすごく良かった。
せりふがほとんどなく、更紗の（お互いの）視線や表情だけで、二人の想いやつながりがわかるようだった。
（全体的にも俳優さんの演技が皆良かった）

後で原作を読み直したら、同僚といろいろ話していた。（小説だから当たり前だが）
余計なせりふがなく、映画ならではの表現が良かった。

カフェやアンティークショップも雰囲気があって印象に残った。
月や光、風を感じる街の風景もじっくり見たくなった。

原作にない話もあったが、映画として上手く見せていると思った。（原作より好きかも）
現代のテーマみたいなものも伝わってきた。
小説の映画化は、ハズレが多い（自分が観た中では）のだが、良かったです。



「すずめの戸締まり」　　　２０２２年

『すずめの戸締まり』DVDスタンダード・エディション [DVD]

• 出版社/メーカー: 東宝
• 発売日: 2023/09/20
• メディア: DVD

話題作なので、ついでに借りました。

新海誠監督のアニメ映画。
予備知識なく（主演声優が原菜乃華さんなのは興味があった）観ました。

地震の元（？）になる扉を閉めながら、主人公が日本を旅する話。
「閉じ師」という設定や、神話の世界が入っていたり、おもしろいところもあるが、前半はどういう話なのかよくわからず、観るのがちょっとしんどかった。
映像は迫力があるし、良いと思うのだが、（切り替えが速くて）ついていけなくなった感じだ。（この程度で？）

ラストが良かった。このラストで、これまでの話が伏線になっていたり、結構深い意味があったのかなと思えた。
すずめの原さんの演技は予想以上に良かった。（他の人も）

観られて良かったです。