最近の読書 2022年春 その2 ―覚え書― [本(小説)]
最近の読書。今回はまた珍しくミステリーです。
今年公開の映画「ナイル殺人事件」を知って思い出しました。読む本を思いつかないまま図書館へ行って目に付いたのでした。
「ナイルに死す」 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳
今年公開の映画「ナイル殺人事件」を知って思い出しました。読む本を思いつかないまま図書館へ行って目に付いたのでした。
「ナイルに死す」 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳
アガサ・クリスティーの小説(ミステリー)は「そして誰もいなくなった」と「アクロイド殺し」を手元に持っているが、20代に読んだきり一度も読み直していない。
今回の作品の発表年は1937年で、クリスティーのミステリー作品中、最も長編だそう。
読むのは大変かと思ったが、すごくおもしろかった。
第一部は、登場人物紹介といった感じで、それぞれの身の上や人物像が描かれる。少し退屈なところもあるが、わかりやすい。(70ページもない)
第二部はエジプトが舞台で探偵ポアロが登場。本格的に話が始まる。
美貌の資産家リネットが結婚したのは親友の婚約者という、早くも何か事件が起こりそうな予感を持たせる。ハネムーン先のエジプト、豪華客船が舞台で、エキゾチックで一緒に旅行するような別の楽しみも味わえる。
それからやっぱり謎解き。事件が起こる前から、ある人物の犯行の可能性を予想していたのだけど(当たっていた)、次々起こる展開にだまされて、さっぱりわからなくなった。
ページを戻って、ヒントになりそうな箇所を調べたりして、結構真剣に考えたのだ。
ミステリーはずっと、ほとんど読んでいなかったけど、本当に読み応えがあっておもしろかった。
好みというのでは、先に読んだ二作より読みやすいし良かった。おすすめです。
今回の作品の発表年は1937年で、クリスティーのミステリー作品中、最も長編だそう。
読むのは大変かと思ったが、すごくおもしろかった。
第一部は、登場人物紹介といった感じで、それぞれの身の上や人物像が描かれる。少し退屈なところもあるが、わかりやすい。(70ページもない)
第二部はエジプトが舞台で探偵ポアロが登場。本格的に話が始まる。
美貌の資産家リネットが結婚したのは親友の婚約者という、早くも何か事件が起こりそうな予感を持たせる。ハネムーン先のエジプト、豪華客船が舞台で、エキゾチックで一緒に旅行するような別の楽しみも味わえる。
それからやっぱり謎解き。事件が起こる前から、ある人物の犯行の可能性を予想していたのだけど(当たっていた)、次々起こる展開にだまされて、さっぱりわからなくなった。
ページを戻って、ヒントになりそうな箇所を調べたりして、結構真剣に考えたのだ。
ミステリーはずっと、ほとんど読んでいなかったけど、本当に読み応えがあっておもしろかった。
好みというのでは、先に読んだ二作より読みやすいし良かった。おすすめです。
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