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韓国ドラマ その2 「花より男子」 [ドラマ・映画]

二週間以上あいてしまいました。
仕事が忙しくなったり(残業続き)、書くことも"ひきこもり"とか暗いことが多く、ちょっと疲れてきた感じです。
気分転換に昔の少女漫画を読みたくなりました。レンタルで借りるうちに、一般的に知られて有名なのに、読んだことがないものを思い出しました。
(今さらなのですが)神尾葉子さんの「花より男子」です。

実際には、漫画もですが、韓国ドラマになっているのを知ってから興味を持ったのです。
元々"マーガレット"系の漫画はほとんど読んだことがなく、2、3冊(ドラマの2話分ぐらい)でやめるつもりでした。
ドラマでも映画でも、原作がどう料理されるか、すごく興味があるのです。

日本版と韓国版のDVDを借りました。
日本版を先に見ました。最初の10分ぐらいで、自分には合いそうにないと思えました。
一話見て、もう見ないと思いました。(一応、二話見ましたが)
テンポが遅くて、話の筋が同じなだけで、原作の良さが全然出ていないと思います。

主人公の"つくし"の明るくてパワフルなイメージはなく、演出もコメディでなく、変にシリアスで、いじめの場面など異様な感じだった。
赤札に皆が一斉に騒いだり、一流の学校のはずなのに狭そうな建物で、そんな所に皆が取り囲んでいるから、演出的にも余計単調に見える。
F4も椅子に座っているのが"裸の王様"みたいで、かえってかっこ悪く、お金持ちの世界が違う人には見えなかった。(そういう意図?)

韓国版は、最初の学校の様子を紹介する場面の違いにびっくりした。テレビでアナウンサーが話して、スケールもだけど、場面の切り替わりに、一気にひきつけられた。
その後も、とにかくテンポが良くて、会話が多くて、1巻だけでいいかと思っていたのに、続きが見たくなってしまいました。日本版より何倍もおもしろい。
日本版は原作から場面を削った引き算のような感じだけど、韓国版は足し算。(でも、重要でない場面などはきれいに処理されていて)
漫画も十分おもしろいのに、そこからさらに膨らませて、原作より好きです。

同じポイントの場面で、非常階段でジャンディ(つくし)がジフ(類)と初めて会う場面でも、会話が五倍ぐらい多い。
ジャンディがジュンピョ(司)の家に連れて行かれる場面も、日本版は目が覚めると服も着せられて目の前に司がいて、いきなりお金の話をしだしたりするけど、韓国版はエステや自分の居場所に驚いたり、執事との会話もあったり、表情がころころ変わって魅力的。
逃げ出した時、借りた靴を履いてきてしまい、中へ放り投げて、ジフに会って、靴を借りて、"お金で買えない話"をしたり、返す靴を丁寧に洗っている場面までついてくる。(原作を上手くつなげてあるなと思います)
いくらかカットされているかもしれないけど、こういうさりげないドラマが盛りだくさん。

ミンジ(桜子)を助ける場面でも日本版は類の助けが入って、つくしのキャラ自体違っている感じだけど、韓国版は反撃して爽快だ。
漫画の良い所を上手くアレンジして、F4はもちろん、家族や脇役との絡みも多くて、新たなドラマになっているのが良い。
あと、やっぱり演技が皆、上手いのです。すごく感情移入できる。
年齢的についていけないかと思いましたが、はまってしまいました。

肝心の原作漫画ですが、おもしろかったです。まだ序盤ですがヒットが頷けました。
気になる絵も、シンプルで癖がなくて見やすく、許容範囲でした。

また、韓国ドラマに傾きそうです。

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