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大河ドラマ「龍馬伝」 [ドラマ・映画]

大河ドラマ「龍馬伝」が終わりました。
大河ドラマを見るのは二本目です。NHKの過去五十本あまりの中のたったの二本です。
最初見始めたものもあるのですが、いつも数話で挫折します。おもしろくないからだと思います。
大河ドラマは、小説や漫画など、好きなタイプのはずなのに、合わないのか、そういう先入観もあるからなのか、ほとんど見たことがありません。

今回見ようと思ったのは、「坂本龍馬」という有名な人物で、時代的にも興味があったからです。
主演の福山さんも。あと韓流ドラマと見比べようと思いました。
「宮廷女官チャングムの誓い」と「朱蒙(チュモン)」にすごく感動して(過去にもないぐらい)、どうして日本の大河ドラマはおもしろくないのだろう、と思ったのです。

やっぱり数話で見るのがしんどくなりました。でも見続けました。(見ていない回も何話かありますが)
感想は、自分にはドラマが薄いのかな、という感じです。
クライマックスはもちろんありました。吉田東洋さんが殺される場面、武市さんの最期に龍馬と話す場面(忘れかけていてはっきりしませんが)
以蔵さんが、龍馬が殺される場面など、迫力があって、それなりに感動したことも確かです。
でも、その他にはあまり思い出せません。
弥太郎の語りで淡々と進んで、教科書通り、こんなことがあって、龍馬はこういう人だった、という印象しか残っていないのです。
一年もかけて何を見たのだろう、という感じで、ドラマが何だか素通りしているのです。
龍馬と武市さん、弥太郎との友情、龍馬とお佐那さん、お元との関わりなど、それなりに絡みがあったはずなのに。

後半、歴史上の人物がいろいろ出てきても、表面的な考えで、龍馬が取り持った、という話しか残っていません。人物像がわからなくて、感情移入できなかったです。(そういうことする話じゃないかもしれませんが)

ドラマを見た、という印象があるのは、加尾が兄の為に、龍馬をあきらめた話です。その後も、龍馬が国のことばかり考えて、自分の手に負えないみたいなことを悟った場面だったりします。
武市が変わっていくところや、以蔵が、武市を信じたばかりに、苦しむことになった話とか。

脚本はいまいちでしたが、映像は埃っぽい暗さ(?)で、時代がかっているのはリアルで良かったです。
演出はアップが多かった感じです。屋外の場面なども広がりをあまり感じなかったです。全体に良いイメージはないです。
印象に残ったのは音楽です。現代的なものもありましたが、不思議とそれを感じず、話を盛り上げるのにすごく合っていて良かったです。オープニングが何と言っても感動もので、毎回わくわくしていました。

出演者は、福山さんの龍馬は良かったです。と言っても、あまり詳しく言えません。
龍馬に関して、歴史書や小説を読んだことがなく、知らないのです。福山さん本人も知りません。
でも、福山さんの龍馬が魅力的だったから、いまいちおもしろくなくても見られたところがあります。

他には、武市の大森さんが人物像がよく伝わってきました。
佐那の貫地谷しほりさんも好きです。(芸能界にうといので誰が演っているのかと思いました)
お龍さんも良かったです。
吉田東洋さんと以蔵さんがすごく印象に残りました。
弥太郎の香川さんは演技がどうとかわかりませんが、やっぱり存在感がありました。


過去に見た大河ドラマのもう一本は「新選組!」です。これが唯一、欠かすことなく全話見たものです。毎週楽しみでした。
歴史に詳しい人には、評判が悪かったみたいですが、無知な者には、"ドラマ"がすごくおもしろくて、感情移入できたのでした。

 


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