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原ちえこさんの漫画 その5 [少女漫画]

原ちえこさんの漫画。好きな読み切り作品、続きです。
今回はこのコミックに収録の作品。

魅せられてパリ (KCデラックス)

魅せられてパリ (KCデラックス)

  • 作者: 原 ちえこ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: コミック


「春の森のアリアンヌ」

これは思い出深い作品です。当時は「なかよし」本誌だけを買っていて「なかよしデラックス」の方は立ち読みで(昔はできたのだ)済ませて、コミックスが出るまで待っていたのだが、これは買いたいと思ってしまった。タイトルと扉絵に「わぁー」って、わくわくしたのを覚えている。(結局買わず、ポケットコミックで20年近くたってから読めた時はうれしくて)

話はそれほど事件もなく、小間使いのアリアンヌが、仕えているフローラとフランソワの仲をとりもつ内にフランソワのことを好きになってしまうぐらいで、キャラもおとなしめなのだけど、あたたかくて心に残っている作品です。



「魅せられてパリ」

これは「フォスティーヌ」の連載が終わった後「なかよし」での前後編で、わくわくしたのを覚えている。話がおもしろくて(元ネタの「ローマの休日」を知っていたか定かではないが)キャラが生き生きして、後編が楽しみだった。

やっぱりアリシラがアランたちと仲良くなるのが見どころかな。アントニオが怒るところも(その後ヘタるところがいい)残っている。

当時、雑誌で読んだ時、アリシラとアランのキスシーンがきれいでドキドキしたことを覚えている。(自分が持っているポケットコミックはコマがふえて画面が変わっていて、少し残念。)



「ブルーライト☆コレクション」

ブルーライトコレクション (なかよしKC)

ブルーライトコレクション (なかよしKC)

  • 作者: 原 ちえこ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1983/03/05
  • メディア: コミック

この作品もすごくおもしろかった。元ネタがシェークスピアの「十二夜」だったとはポケットコミックを買って初めて知ったが、当時は話がよくできていると思った。
もつれた四角関係をどうやって収めるのかと、自分で後編の話を考えたりしたのだ。(到底無理だったが)
そうして実際読んでみて、漫画家さんってすごいなと感心したのがこの作品。

ダイアナのキャラが良かった。
あとタイトルも、おしゃれできれいで好きだった。読みたいと思ってしまう。


原ちえこさんの、ロマンチックで華やかな作品群です。

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